ぶつかって、生きていく−
焼き物で巨大な聖火台をつくる、家族の再生物語
愛媛県砥部町を舞台に、砥部町出身でもある大森研一監督(「ふたつの昨日と僕の未来」「瀬戸内海賊物語」他)が脚本・編集も手がけた映画「未来へのかたち」は、緊急事態宣言下の都市を除き、予定通り5月7日より全国公開されています。
2019年に撮影が行われた当作品は2020年の公開予定の延期を余儀なくされましたが、構想・制作から地元実行委員会をはじめとする地域の厚いサポートを受け今回の公開に至っています。
弊所では撮影時の制作および広報宣伝にて映画を支援しております。
全国のお近くの上映館で、この機会にぜひご覧ください。

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(以下公式サイトイントロダクションより)
壊れた家族を蘇らせたのは、最愛の人が残した記憶でした
日本ではほとんど類をみない磁器を独自開発した小さな焼き物の里、愛媛県の砥部(とべ)町。
約240年の歴史を誇り、国の伝統的工芸品に指定されている“砥部焼”を題材にした本作は、『瀬戸内海賊物語』や『ポプラの秋』など、地域に密着する人々の絆を描いた作品を多く生み出している大森研一監督のオリジナル作品。現存する陶石採掘場や実際の窯元、焼き物などリアルな現場を追求し、オール愛媛ロケを敢行。窯元一家が、巨大な五輪聖火台づくりへ挑む本物語は、地球を模した砥部焼の壺“生命の碧い星”の国連欧州本部寄贈や、国体のトーチに砥部焼が起用されたこと等からも着想を得ている。
そんな本作の登場人物を丁寧に温かく演じたのは、日本の映画界を代表する演技派俳優陣だ。主人公・高橋竜青にはシリアスな演技からコミカルな演技まで幅広いキャラクターを演じ分ける実力派・伊藤淳史。竜青を傍で支える妻・幸子には内山理名。娘・萌に桜田ひより、見習い陶芸家・武には「男劇団 青山表参道X」のメンバー・飯島寛騎と注目の若手俳優陣も熱演を見せる。また、竜青が幼き頃に亡くした母・典子には大塚寧々、全国に名声を博す陶芸家である兄・竜哉には吉岡秀隆、そして息子たちの師匠である父・竜見には橋爪功が名を連ねる。
さらに、主題歌「未来へのかたち」を湘南乃風のHAN-KUN、音楽をピアニストの清塚信也が担当し、一流アーティストたちが家族の再生物語を彩っている。