映画「アラヤシキの住人たち」愛媛・西条上映会3月12日


昨年6月に愛媛県新居浜市で実施した上映会(ポポン・ト主催)の参加者の熱いリクエストにより、お隣西条市での上映会が行われます。

場所は西条市内で「アラたな」事業を興す起業家たちがまるで「住人」のように集うコワーキングスペース紺屋町dein。さながらコンクリートの「ヤシキ」です。
新居浜で見逃した方も、再度見たい方もどなたも是非お越しください。

(以下、公式サイトよりイントロダクション)
山道の向こうにふとあらわれる小さな村。
そこに住むちょっと風変わりな人たちの、
春から春への暮らしを映したドキュメンタリー。

「あなたという人は地球始まって以来、絶対いなかったはずです。あなたという人は地球が滅びるまで出てこないはずなんです。わたくしはそう思っています。」−−−宮嶋眞一郎

集落でひときわ大きい「アラヤシキ=新屋敷」。
2階の窓から時を告げる板木の音。

カンカンカン、あ・さ・だ!
カンカンカン、お・き・ろ!
どこからともなく風変わりな人たちが集まり、ラジオ体操が始まる。
元気よく跳ねる人、シブい顔で首をまわす人、みんなと違う方を向いている人…。

ヤギにエサをやり、畑で野菜を採る。かまどに薪をくべ…
カンカンカン、ご・は・ん

今日はあっちの田んぼの田植え。
「明日は午前中いっぱい雨だとよ」誰かがつぶやく。

カンカンカン、お・や・つ
たばこを吸い、歌をうたい、おもいおもいに過ごす。

カンカンカン、ご・は・ん
暮れゆく一日。
草や木は山の陰にかくれ、星の時間がやってくる。

鳥たちがさえずり、朝露が降りてくる。
そしてまた、カンカンカン、あ・さ・だ…